ヘアカラーのご相談の中で良く聞かれるのが、
髪の赤味(オレンジ味)が気になる・・・
もっと外人みたいな柔らかい髪色になりたい・・・
などといったお悩み。
日本人の髪は、もともと黒髪で赤味が多く含まれています。
なので、明るくしていく過程で段々と赤味やオレンジ味が出てきてしまいます。
この赤味を消す為には
≪1≫赤味が無くなり黄色くなるまで明るくする
≪2≫赤味を打ち消す色味を使う
この2つの方法のどちらかになります。
≪1≫の場合は、明るくする為にブリーチなどの、パワーの強い薬を使うためある程度、髪のダメージを覚悟しなければいけません。
その代わり、色が落ちても赤味が出る事はありません。
≪2≫の場合は、赤味を消す為に青や緑といった色(ヘアカラーで言うとアッシュやマット)を多く含んだ色味を使うことで、髪の赤味を隠して見えないようにします。
この方法だとダメージは最小限で済みますが、髪の赤味を色味で隠しているだけなので色が落ちると赤味が出てきてしまいます。
2つの方法は、RICHAIRでも良く使う方法です。
どちらの方法にも、メリット・デメリットがあるのでしっかりとご相談の上決めています。
今回は≪2≫の方法を使用したヘアカラーご紹介します。
カーキブラウンのヘアカラー

もともと、かなり赤味の強いしっかりとした髪質のモデルさんでした。
ご相談の結果、赤味のない柔らかい色味にすることに。
今回は、この赤味を消す為にカーキ=緑色を多く含んだ配合のヘアカラーにしています。
落ち着いたブラウンだけど、透け感のある柔らかい色味になっていると思います。

最初のうちは、色が落ちると赤味がまた出て来てしまいますが、3~4回ほど同じカラーを続けていると段々赤味が出ないようになります。
このようなヘアカラーをする場合は、どのくらい緑を髪に入れると赤味を消せるか等、色の調合が大切になってきます。
そんな繊細な色の調合も、ヘアカラー専門家のカラーリストが得意とする所です。
髪の赤味でお悩みの方は是非RICHAIRのカラーリストにお任せ下さい!